市民おどりから始まって、女性やぐらねり込みに大筒ねり込み。だんだん日も暮れて花火には丁度いい暗さになってきた頃にタイミングよく手筒が始まります。 初めて見た手筒。間髪あけずに次から次へと奉納される様子に圧倒されました。それも一人ずつではなく、団体での奉納。次の日の新聞によると約400本が奉納されたとの事でした。
大筒ねり込み 手筒の準備の合間にスターマインなどの打ち上げ花火も上がりますが、この日は勇壮な手筒には敵わず、影も霞みがち。 右の画像は最後の「はね」と呼ばれるもので、火薬がズボっと下に抜ける瞬間です。手筒作りは竹を切り出すところから全て打ち手がやりますが、一つ一つの作業が手筒に魂を吹き込んでいくような気がします。 だからこそ、役目を終えた手筒は厄除けなどと言われて人気があるのかもしれません。この日も1本1000円で売られていて、早い者勝ちのようでした。スタンド席にも買った人が何人かいました。 ちなみに豊橋は9月8日の「炎の祭典」で手筒を見る事ができます。席料を見たらSS特別席から外野スタンド席まで色々ありましたが、いい席は全て完売でした。手筒煙火の人気の高さを改めて知りました。
2007.8.25
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