合併により、今年1月1日に宇陀郡から宇陀市になったばかりの片田舎にある松月堂の「きみごろも」。 去年発売された、京阪神エルマガジン社 月刊 SAVVY 別冊「お気に入りをご案内 奈良へようこそ」で紹介されてから、ずっと気になっていたお菓子でした。この「きみごろも」、全部手作業で作っていて、古刹で有名な長谷寺御用達なのだそうです。和菓子好きの友達も絶対食べてみたいと言っていたので、お取り寄せしようかと迷っていたのですが、他にも行きたい店があったので、え〜い行っちゃえってなもんで、急遽、奈良へ買出しツアーに。 生駒市内のお蕎麦屋さんや奈良町の気になるお店を巡った後に向かったので、奈良市を出たのが3時頃。「迷いながら、ようやく辿り着いたら売り切れていた」というブログをたまたま読んでいたので、念の為に電話を入れてみると、やはり在庫が残り少ないとのこと。名前と個数を言って、取っておいてもらうことにし、4時過ぎに着くと、ガラス戸に「きみごろも」は売り切れましたの張り紙。「恐る恐る先ほど電話したものですが〜」と言うと、「あ〜」と奥から「きみごろも」を持って来てくれました。大都会東京では整理券を配る和菓子屋があると聞きますが、この田舎にして恐るべし「きみごろも」でした。 そうそう、お味はというと、あわ雪に似ているかなと思うけど、やっぱりちょっと違う、「きみごろも」は「きみごろも」だけのシュワシュワ食感のあま〜いお菓子でした。 文:縦好き
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