回廊 晩翠園
本堂

朱塗りの仁王門には、阿吽の二天像が両脇に立ち並び、寺院を護っている。
本堂には毘沙門堂の名の由来となる「毘沙門天」が安置されている。この像は延暦寺根本中堂のご本尊、「薬師如来像」の余材をもって、最澄が彫ったとの言い伝えがあるそうな。
裏に廻れば山裾に谷川の水を引いて滝を造った、江戸初期の回遊式庭園「晩翠園」がひろがる。
「心字」の裏文字を形取った池に、亀石、千鳥石、座禅石などが配置されて、紅葉のシーズンには今とまた違った一面を見せてくれるだろう。

昔から神社、仏閣などの建物を見て廻るのが好きでよく行くのだが、落ち着いて見る機会が余り無かったせいか、今回の様に一箇所でじっくり鑑賞するスタイルもなかなかいいものだと改めて感じた。

桜
中庭 阿吽の二天像 阿吽の二天像 阿吽の二天像

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