名古屋市千種区振甫町2丁目39-1
052-722-0508
営業時間
昼11:30〜14:00
夜 17:30〜21:30 (LO 20:30)
定休日 日耀・祝日
石臼挽き自家製粉
P無(コインP利用) 
2014.03.12現在

若水三丁目の交差点を東に進むと見えて来るのが『手打ち十割そば 振甫町 縁』。1月に伺った『もり木』は目と鼻の先のご近所で、1カ月違いでの開店だったそうです。名古屋の日本料理店、加瀬などで修行を積み、東京・銀座に店を構えた兄弟子が打つ蕎麦に惹かれたのが、縁でこの道に進まれたそうです。
入口脇の打ち場を横目に暖簾をくぐると、6人掛けのカウンターと2人掛けテーブル席が2つ置かれています。
今日は天せいろを注文しましたが、蕎麦にはすべて三種盛りが付いて来ます。本日は蕎麦チップ、昆布とブロッコリー、 蛸の柚子胡椒醤油漬けで、 日本料理で修業を積んだ方らしい味でした。
本日の玄そばは八ヶ岳産との事で、石臼挽きで自家製粉されています。100メッシュ位の篩いで製粉しているのか、麺は星も無く表面は非常に滑らかで輝いてます。極細の麺は角が綺麗に裁っていましたが、個人的な好みで云うともう少し太いのが好みです。極細ゆえに腰の強さは余り感じらませんでしたが、ノド越しは良かったです。十割と云う割には香りがあまりしませんでしたが、 噛み締めると蕎麦本来の甘みが感じられました。浸け汁は、少し甘辛く感じましたが、蕎麦との相性も良かったです。



三種盛り

天ぷら

せいろ

そば湯

天ぷらは、しめじ、モロッコいんげん、蓮根、薩摩芋、南瓜の野菜5種に海老2匹。どれもカラッと揚っていて美味しかったです。そば湯は別造りで小鍋を使って蕎麦粉を水で溶き 蕎麦の茹で汁で伸ばした弱ポタージュ系でした。
2杯目を飲んでいたら、豆皿に鰹節を削ってくれて即席の追い鰹だそうで嬉しい心遣いです。
蕎麦に関しては若干評価が甘いかも知れませんが、トータルバランスや今後の進化を期待しています。


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