せいろそば
 
長野県長野市上ヶ屋2471-2066
026-239-2677
定休日:火・水・木曜日
2名以上で予約の上、11:30にお越し下さい
10才以下のお子様はご遠慮願います
石臼挽き自家製粉 十割
黒姫産玄蕎麦使用
18席 禁煙 P有
12・11・17現在 

 

季節の野菜料理 3人前

蕎麦の実雑炊 3人前

漬物 3人前
* せいろそば( 季節の野菜料理と漬物付 ) 3000円。お代わりは1枚800円。
  その他お好みで、そばがき800円 そばぜんざい1000円を追加して下さい。


そばがき
前回、我が家が訪ねてから約2年後の2009年8月、住み慣れた上水内郡信濃町野尻字山桑の地から長野市上ケ屋2471-2066に移転し、お店を再開されました。ところが2010年5月には右肩の手術の為、入院を余儀なくされて休業。手術−リハビリ−復活−営業再開には時間が掛かるかと思われましたが、2011年の年明けより営業再開されました。
移転してからも美味しい蕎麦を食された方々からの便りを読みつつ、再訪問の機会を狙っていました。今回、蕎麦喰い道の深みに嵌り込んだ同僚のO君にトップクラスの蕎麦を味わって貰おうと友人のM君を誘って『新蕎麦堪能日帰り弾丸ツアー』を敢行したと云う訳です。


お店の前景です
飯綱高原の別荘地の中に建つお店はシックな色あいで周りの風景に融け込んで、いい感じです。入口からガラス越しに打ち場がよく見える設計になっていて、今から食す極上の蕎麦が、あそこで打たれたのかと考えただけで、至福の時が待ち遠しく思えました。今回は11月下旬と云う事で、新そばに切り替わっていたと思いますが、一摘み口に含んだだけでも香りが際立っていました。麺は適度な歯応えとノド越しの良さに加え、漬け汁の旨味も相まって『これぞ、蕎麦!』と思わず叫びたくなる程の美味しさでした。別注文でお願いした「そばがき」もネッチリとモッチリの中間くらいの食感で、これまた絶品でした。セットになっている季節の野菜料理と蕎麦の実雑炊は素材の良さもあるのでしょうが持っている味を損なうこと無く、旨さが最大限に引き出されていて同行した2人も唸っていました。最後に出された漬物も、一品料理として充分に成立していましたし、O君などは沼津に在る「ふく田」の「季節のおかず盛合せ」も美味しかったけれど、こちらは別格と評価し、絶対にふじおかの影響を受けているよね!と、ちょっと五月蠅い位でした。

せいろそば
 
長野県上水内郡信濃町野尻字山桑2090-28
026-255-5855
定休日:水・木曜日
11:30〜13:00(売り切れまで)
石臼挽き自家製粉 十割
黒姫産玄蕎麦使用
18席 P有 禁煙 10才以下のお子様の入店お断り
【 完全予約 】
07・10・07現在

 

季節の野菜料理
マコモダケなど珍しい野菜も

蕎麦の実雑炊
山芋とキノコ・茗荷が乗っている

漬物
珍しいくるみの漬物も
* せいろそば( 季節の野菜料理と漬物付 ) 3000円。雑炊以外は二人前。
  後はそばがき800円、そばぜんざい1000円のみ。そばはお代わり1枚800円。


そばがき
蕎麦の聖地とまで言われる様になったふじおかを再訪した。
最初に訪問した時のせいろそばは今回あった蕎麦の実雑炊がなくて確か1500円くらいだった気がする。ネット情報でそれが2000円になり、2500円になり、そして現在の3000円になったという事は知っていたが、うちのサイトの情報があまりにも古いので、どんな風になっているのか自分の眼で確かめてみたくて訪問する事にした。
蕎麦だけ食べたい人も多いと思うので、この3000円には色々と意見が分かれる様だが、流石に近所の蕎麦屋で3000円を出す気にはなれないが、旅行中のそれも日常を離れたシチュエーションの黒姫である。私は満足だった。それに今回2回目の訪問のせいもあるかもしれないが、緊張感のある値段とは反対に食べ方などのうるさい指図もなく、かなり寛げる雰囲気だった。
蕎麦は細く、それでいてしっかり腰があり、新蕎麦ではないが香りもあった。そば湯は今ではポピュラーになった蕎麦粉を溶いたポタージュタイプ。さすがに藤岡さんが考案しただけあって、溶いてある蕎麦粉の量が多くトロ〜リとして濃厚。


元祖ポタージュ系そば湯
ちょっと残念だったのは、予約制故にお客さんが同時に座るので、お蕎麦がある程度の人数分まとめて出てくる。写真を撮っていてすぐ食べない私も悪いが、後から出された私達の蕎麦は少し乾き気味だった。運良く少人数でふじおかを貸し切り状態に出来たら最高だと思う。 完全予約と言いつつ売り切れまでという微妙な表現がしてあるが、予約は人数を言って席を予約するのであって、ざるが何枚といった注文は行ってからになる。
今回予約した時に奥さんからお聞きした話によると、新蕎麦のシーズンはお客さんが多くなるので2巡する事もあるが、基本は1巡。二人だけの私達の他に、もう一組二人で来られたお客さんがみえたが相席にはならなかったので、一つのテーブルには一組だけという贅沢さだ。
2006年の夏から完全予約になったそうだが、それを知らないお客さんが何組か訪れて、この日は全て断られていた。ごく稀にキャンセルが出た時やお客さんが少ない時は予約なしでも入れてくれるようだが、何せ中々行ける場所ではない。今年は10月20日頃から新蕎麦に切り替わるそうだ。
行く時は必ず予約してから訪ねて欲しい。



店の玄関

蕎 麦 の 細 道

ふじおか

 
 

信州・黒姫高原に三重県松阪から、きれいな水と澄んだ空気の中で育った玄蕎麦を求めてやって来た藤岡さんが開いたお店。

収穫された玄蕎麦は直ぐに地下の冷貯蔵室で真空パックされ、一年を通して変わらぬ味を提供する。石臼にて自家製粉された蕎麦粉は、甘皮を含み見事な緑色の生粉打ちの十割蕎麦へと変身する。

席数16席の店内では、全ての段取りを藤岡さんが一人で取り仕切っており、1時間半の総入れ替え制になっている。まず、注文を取ると地元で収穫された季節の野菜料理と漬物の盛り合わせが供されるが、これだけでも十分満足のいく一品と言える。

出される蕎麦は、これまでに食した中でも最高峰と言える秀逸の蕎麦。しなやかでいて、尚且つ喉越しも素晴らしく、香りも匂い立つ程。これに合わせるつけ汁も凛として芳醇な味わいを醸し出す。そして最後に藤岡氏が最初に始めた、蕎麦粉を最初から溶いたポタージュ系の蕎麦湯。全てに於いてバランスがとれた最高の蕎麦と言える。
この蕎麦が既存の蕎麦屋での修業のない藤岡さんから生み出された事に驚愕しつつ、「これぞ、究極の蕎麦」だと思う。
私の少ない体験の中でのベスト3は、「藪蕎麦・宮本」「玄」「ふじおか」である。

店案内
店案内
 
長野県上水内郡信濃町野尻
字山桑2090-28
TEL:0262-55-5855
定休日:水・木曜
営業時間
11:30〜売り切れ次第
石臼挽き自家製粉
十割
黒姫産玄蕎麦使用
99・09・04現在

 
現在完全予約制に移行です。
行かれる方は事前にお電話して下さい。
2006.9現在

 

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