じ  こ  ぼう
 
長野県木曽郡木曽町新開芝原8990
TEL:0264-27-6428
営業時間 11:00〜売り切れ終い(夜は要予約)
定休日:火曜日(1・2・3月は火曜・水曜日定休 / 8月は無休)
開田高原・八ヶ岳山麓産玄蕎麦使用・石臼挽き自家製粉・ほぼ十割
ホームページ
05・06・18現在
蕎麦

03年7月に日本三名山に謳われる木曽御嶽山の麓、開田高原の入口に黒川の谷のランドマークを目指し、元々は繊維関係のお仕事をされていた高田さんが50歳を過ぎて開いた拘りのお店。
周りの景観とバランスの取れたモノトーンの建物へは、中庭を囲む長い木道の回廊を抜けて辿り着く。
『時香忘』とはれ、自然のりを楽しんで下さいという意味だそう。


店内

『昔食べたお蕎麦の味が忘れられなくてとうとう蕎麦屋を始めることになりました。採算や打算を捨て、手間隙を惜しまず、ただ美味しい蕎麦を打ちたいと思う気持ちで蕎麦打ちをいたしております。』お店の案内状に書かれている言葉に全てが凝縮されている。
玄蕎麦は自家栽培した開田高原産や八ヶ岳山麓産を使用し、手で臼を廻す時と同じ用にランダムに回転する機械を開発し自家製粉している。
その粉を百数十年の時を経て中央アルプスに湧き出した名水「水源水の水」で打ち上げる。ほぼ100%の超粗挽き蕎麦粉に、おやまぼくち(雄山火口)と言うキク科の植物の葉脈を極僅かだけ混ぜて1時間捏ねているそう。通常では考えられない打ち方だが、今までの十割り蕎麦とは違い、腰がありながらもノド越しの良い一種独特の香りを持つ蕎麦が味わえる。
漬け汁も醤油は勿論、鰹節にも拘り羅臼・日高の昆布を使い、地元で採れる天然のカヤシメジを天日干し、これを戻しただし汁が使われて隠し味となっている。


蕎麦を食べ終えると「メニューにはありませんが、紅茶とセットのデザートはいかがですか」と聞かれた。
いつもならこの後あれこれ予定があるのだが、今回はこの蕎麦屋だけが目的だったので、時間的にも余裕があり、思わず注文してしまった。
蕎麦がきを小さくちぎったものに、ピーナツ・小麦粉などを混ぜてローストしたものをパウダー状にしてまぶしたオリジナルのお菓子。綺麗なクリーム色の粉は、ちょっときな粉に似ているけれど、甘さを押えたここでしか味わえない上等のデザートだ。
全てに拘りを持つ高田さんが自ら電気窯で焼き上げた箸置きやティーカップなどは店内で「kiso TATA CRAFT」として販売されている。
 
粗挽きおやまぼくち蕎麦 1200円
粗挽きおろし蕎麦 1500円
紅茶セット 600円

そばがきにピーナツのローストをまぶしたデザート 紅茶

*『おやまぼくち』キク科の植物で、この葉を一週間程煮込み、ドロドロになったものを水洗いし葉脈のみを取り出す。
大体、5`の葉っぱから約5c程度しか採れないそうだ。この葉脈5cを蕎麦粉2`に混ぜる。

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