蕎麦の細道 時香忘 (じこぼう)
熟成度 3 |
最近、蕎麦に嵌っている同僚のO君からのお誘いで、木曽の名店『時香忘』に7年振りに訪問しました。当時は開業2年目だったのでそれ程有名では無かったが、それ以降の活躍振りは、TVでの紹介や雑誌への掲載等、目を瞠るものがあります。 |
私が注文したのは、一番目に蕎麦がき、次に予約の野点蕎麦、最後におろし蕎麦をお願いしました。 |
蕎麦がき \840円 |
野点蕎麦 \2,100円 |
次は前日までに完全予約が必要な野点蕎麦です。 |
最後は極粗挽きおやまぼくち蕎麦に辛み大根と鰹節を和えた「おろし蕎麦」。 |
おろし蕎麦 \1,575円 |
もり蕎麦のアップ \1,260円 |
本来、美味しい蕎麦の原則として「挽きたて・打ちたて・茹でたて』の「三たて」の言葉があります。 |
平日11:00〜16:00(売り切れ御免) |
ポタージュ系のそば湯 |
じ こ ぼう 長野県木曽郡木曽町新開芝原8990 TEL:0264-27-6428 営業時間 11:00〜売り切れ終い(夜は要予約) 定休日:火曜日(1・2・3月は火曜・水曜日定休 / 8月は無休) 開田高原・八ヶ岳山麓産玄蕎麦使用・石臼挽き自家製粉・ほぼ十割 HP 05・06・18現在 |
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03年7月に日本三名山に謳われる木曽御嶽山の麓、開田高原の入口に黒川の谷のランドマークを目指し、元々は繊維関係のお仕事をされていた高田さんが50歳を過ぎて開いた拘りのお店。 |
『昔食べたお蕎麦の味が忘れられなくてとうとう蕎麦屋を始めることになりました。採算や打算を捨て、手間隙を惜しまず、ただ美味しい蕎麦を打ちたいと思う気持ちで蕎麦打ちをいたしております。』お店の案内状に書かれている言葉に全てが凝縮されている。 |
蕎麦を食べ終えると「メニューにはありませんが、紅茶とセットのデザートはいかがですか」と聞かれた。 |
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*『おやまぼくち』キク科の植物で、この葉を一週間程煮込み、ドロドロになったものを水洗いし葉脈のみを取り出す。 大体、5`の葉っぱから約5c程度しか採れないそうだ。この葉脈5cを蕎麦粉2`に混ぜる。 |
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