街中にある、ごく普通の店構えをした注意していないと見逃してしまいそうなお店。
　
今日の玄蕎麦は、99年産常陸・金砂郷の秋蕎麦と書かれた紙が張り出されていた。
近くの月照寺の湧き水で打った十割の笊蕎麦を食したが、色も濃く、香りも良く、細く切り揃えられた蕎麦は十割にありがちなざらつき感もなく、喉越しもスッキリとしている。
つけ汁との相性も良くこれはいけると思わず唸る程だ。
但し今回だけだと思うが水切りが充分にされていない感じで、つけ汁が薄くなってしまったのが一寸残念だった。
しかし口取りで付いてくるそば豆腐やそば小豆も含め、味・価格共に充分満足のいくものだった。

出雲の国まで来て出雲蕎麦を食さねばと思い、町の有名店を訪ねたが、それなりに美味しかったものの自分の好みではなかったので、あえてここでは掲載せず。