飯田市 麻積の里 舞台桜 (おみのさとぶたいざくら) 2007.4.1撮影
旧座光寺小学校舞台校舎脇に植えられている半八重枝垂れ紅彼岸桜。花びらが5枚から10枚と不ぞろいなのが特徴。 名前の由来となったこの舞台校舎は明治6年に学校と歌舞伎の舞台とを兼用する形で建てられ、昭和59年までの111年もの長きにわたり学校として活用された貴重な建造物で、長野県下では最も古い学校建物です。片や農村の歌舞伎舞台としては県下最大級の規模を誇り、全国的にも珍しいものです。十年前の平成9年3月に復元整備工事が完了し建設当時の姿が甦ったそうです。太い根元部分が途中から枝分かれをし、四方八方に枝先が枝垂れる姿は、アッパレとしか言いようがありません。 そして、この桜の木に迎えられ、送り出された大勢の子供たちの心には、今でもその姿がはっきりと焼き付いていることでしょう。
舞台校舎の画像はこちらです。
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