元々は大阪に住まわれていた土生田さんが、スキーに訪れた時にこの土地が気に入って定年退職後に伊那市に移住。 20年程前から趣味で蕎麦打ちをやっていて、遊びに来た友人たちに振る舞っている内に結構な量を打っていたようです。 そうなると衛生面的な事や何かあってからでは遅いと、ちゃんと設備を整えて許可も取得して蕎麦屋を始めたそうです。 自宅周辺の畑でそばを自家栽培し、それらを使って蕎麦を打っているとの事でした。金・土・日の週末3日間の営業なので、知り合いの製粉所に金曜日の朝、1日20食として3日分の60食分を製粉して貰っています。普段は、二八そばのみですが、予約が入った時だけ十割を打つみたいです。挽きぐるみにされた粉なので色黒の田舎蕎麦、麺はエッジもきれいな細切りでノド越しの良い蕎麦に仕上がっています。生産者が打ち手も兼ねる、畑に一番近い安心、安全な蕎麦が頂けます。 因みに建物は蕎麦屋らしく無いデザインですが、地元のA・E・D建築研究所が担当されたそうです。
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