蓼科高原の林の中にひっそりと別荘のような佇まいで建っている。注意してよく見ていないと通り過ぎてしまいそうな小さな看板が目印。
　
蕎麦の外皮をきれいに取り除き自家製粉した粉を十割蕎麦に仕上げている。
蕎麦は緑の色がしっかりと残っている事から、玄蕎麦は充分な管理がなされていると推測される。
　
基本メニューは、3種類のみと拘っているが、それ程強烈な個性は感じられず、逆に都会風の洗練された蕎麦に思えた。
つけ汁もスッキリ、アッサリな感じに仕上がっていて、まるで、別荘の住人が趣味の延長線上でやっている様にも見えるが、その実、中身は侮れないものがある。
　
お客さんも、近所の別荘族がよくやって来るといった感じで、こんな田舎にありながら、その辺の蕎麦屋とはちょっと違うようだ。
　
せいろ1500円、せいろの大盛り2100円。