1800年代前期に建てられた近江の回船問屋・辻井家の邸宅を利用している蕎麦屋。 蕎麦好きの店主の趣味がこうじて北は山形県から西は出雲まで食べ歩き、2年の修業の後に開いたお店。 信州八ヶ岳山麓の玄そばを石臼挽き自家製粉し、丹念に打ち上げた二八蕎麦は、腰もあり喉越しも良くスッキリとした味わい。蕎麦湯を入れても美味しいつけ汁とのバランスがとても良く取れている。 古民家大好き人間の私が旅先で見つけたお店だが、再訪を願う一軒に数えられる。