以前から、沼津ＩＣの近くに素材はもとより醤油、胡麻油から調味料に至るまでこだわり抜いたモノを全国から取り寄せて、美味しい蕎麦を供してくれると聞いていた蕎麦屋をやっと訪ねる事が出来た。
店内へは靴を脱いで上がるが、全て板張りで冬には床暖房になるそうだ。
私は天せいろ、相方はもりと季節のおかず盛合せを注文した。
細く切り揃えられた十割り蕎麦は凛としていて、そのままでもいける位に味がしっかりしていて、水切りも充分になされていた。漬け汁はすっきりとした関東風だが、それほど辛くもなく丁度よかった。
季節のおかずの盛合せは、大根の煮物、自家製蒟蒻（生芋から作る）、蒸したじゃがいも、そばの実を炊いて味噌を付けた物、芋の身を入れ込んだ南瓜のきんとん、きんぴらごぼう、おからの白和え、青菜の漬物など・・９品程が皿に盛られて来たが、体にいいものばかり。信州、黒姫高原の「ふじおか」の漬物も凄かったが、今回の季節のおかずにも脱帽。
そば湯は別作りのポタージュ系。
因みに手挽きそばがきは、その都度、手挽きした粉で作る為に午後３時から６時までの注文となっている。
　
もり 800円　もりおかわり 700円　手挽きそばがき　1260円
もりと季節のおかず盛合せ 1400円　天せいろ　1600円