国道19線を恵那市に向って土岐川を渡り、直ぐの小田の交差点を左折すると白色の窓が沢山あるお店。それが、2017年8月21日にオープンした『WERKE』ヴェルケと読みます。 江藤ご夫婦が、ほんの少し都会的でお洒落でありたいとの思いで「少し都会的で安らげる空間をコンセプトに、カフェとビルトインガレージを併せ持つお店」として造られました。 ドア横の漆喰の壁には、店名をマットブラックのアクリル切り文字を浮かせています。陽射しが当たると白漆喰に文字が影を落とし見た目にもお洒落ですね。 4面ある壁のうち、ビルトインガレージと共有の壁はガラス窓が嵌め込まれているので、店内から車が見られます。 [モトーレン]としての側面を持っているので、販売車輌を常時2台展示しています。 入口から入って正面のコーナーにはドイツ製のボラヤンの薪ストーブが置かれています。 一般的な薪ストーブの形はしていませんがスタイリッシュでお洒落です。 何から何までセンス良く纏められていて、非の打ち所がありませんね。 また、ご主人もダンディだし、モーニングを持って来て下さった奥様も綺麗で素敵な方でした。
夜はBARになるので、棚にはお酒が並んでいます
お店に着いたのは、午前11時過ぎでしたが、12時までモーニングが付くとの事でした。 お願いしたのは、ストロングブレンド。モーニングセットは、厚焼きトースト、ゆで卵、サラダにウィンナーと定番のモノでした。 でも、トーストを焼いていたのはアラジン社製のモノ。アラジンと云えばストーブが有名ですが、このトースターは優れもので0.2秒で発熱するので焼き上がりも早くて綺麗です。 美味しい珈琲を頂きながら、車好きとしてはどうしてもビルトインガレージが気になり、ご主人にお願いして拝見させて貰いました。 1960年式のベンツ230SL(W113)が、それも「岐 3」の貴重なナンバーです。35年前から大切にされてきたそうで、この時代にディラーに正規輸入された台数は3年間で55台と希少価値のある車です。 壁には多くのミニチュアカーが飾られていて、まるで大人のおもちゃ箱のようでした。
帰宅後、お店のHPをチェックしてみると、東京の文化服装学院を卒業してからアパレル業界に身を投じ、技術者として腕を磨いた後、15年間アパレル激戦地区の渋谷区神宮前で会社を運営していたそうです。この経歴を拝見すれば、居心地の良い空間を演出するセンスの良さにも納得させられます。
狭い地域、当然と云えば当然ですが、車繋がりで、中津川のカフェ500のオーナーや瑞浪市のカフェ清涯荘さん共お仲間だそうです。開店から1年が過ぎ、多くのドライバーやライダーが立ち寄る人気のお店になっています。 東濃地方にも素敵なカフェが、続々と誕生して行き先を決めるのに困ってしまいそうです。(笑)
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