橙色の暖簾をくぐり板戸を開ける。 現在、一階は使われておらず、入り口の直ぐ左の階段を登り二階へ上がる。そこには外観からは想像もつかないお洒落な空間が広がっている。 中央には長机が置かれちょっとした雑貨が並んでいる。 東側には四人掛けのテーブル席が四つ程並んでおり、ここからは如意ケ岳の大文字を目前に見ることができる。西の窓際には外に向ってカウンター席が設けられていて京都の町並みが見える。テーブル席は女性客でいっぱいだったので私達は西側に席を取る。 乳白色の汲み出し碗で頂くキャラメルカプチーノもキャラメルナッツバニラアイスも美味しかった。 昔ながらの白いガラスの笠から漏れる白熱灯の温かい光りが、落ち着いた雰囲気を醸し出す。 今度は天気の良い日に是非訪れたい。 *毎年7月1日から京都の夜を彩る『五山の送り火』の夜の予約の受付けをする。 2004.11現在 BACK
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