某カフェの『蕎麦部』の活動として約４年振りに訪問。初夏とは云え、細切りのざる蕎麦は香りが余りしませんでしたが、腰の強さやノド越しは充分に堪能できました。荒く碾いた手碾き蕎麦は見た目の色も全く違い、香りもしっかりと感じられた上にモチッとした食感の中に甘皮の甘みが強く感じられて流石の一枚でした。
そしていつの間にやら、そばがきも手碾きバージョンが２００円差で提供される様になっていました。機械挽きの粉でも、充分美味しかったですよ。
元々敷居が高いお店でしたが、今春以降と思われますが、閉店時間が15：00に繰り上げ、１組４名迄の制限や手碾き蕎麦の単品での注文はＮＧ(ざる蕎麦を１名で２枚の注文時のみ、１枚が手碾きに変更出来る)、価格表示も外税になった上で若干値上げする等、細かな変更があったみたいです。
接客についても、以前からウェーティングリストを何故用意しないのか不思議でならないのですが、今回も在りませんでした。今までに６〜７回位訪問していますが、極稀に？と思う対応がありますが、その辺りが改善されると、もう一段上の評価を得ると思うのですが。　因みに蕎麦は、土・日曜には１００枚分位準備している様です。

手碾きそばがき ￥1200 天ぷら ￥700 かも汁 ￥1000 胡麻豆腐 ￥500　蕎麦三昧 ￥3500　2014・07・6現在
　

８年振りに訪問したら店名が「胡蝶庵」から「胡蝶庵 仙波」に変わっていた。
荒く碾いた粉で打った蕎麦はモチッとした食感に碾きぐるみされた甘皮の甘みが感じられ、さすがと思わず唸ってしまうほど。そば湯はポタージュ系のとろ〜り感を味わいながら美味しくいただく。
今回は奥座敷に初めて通されたが、落ち着いた雰囲気で、まさに大人の隠れ家で食す至福の時に浸る。

かけ蕎麦 ￥945　蕎麦三昧 ￥3675　そばがき ￥1050　天ぷら ￥630　かも汁 ￥1050 やき鴨 ￥840
　

三度目の訪問にしてやっと食べる事が叶った、岐阜の名店、「胡蝶庵」。京都の風雅を感じさせる、凝った造りの数奇屋で供される手挽きの田舎蕎麦。

席数も20席に絞込み、落ち着いた雰囲気の中で食した蕎麦は、ご主人が作品と呼ぶに相応しい絶品もの。

本人が石臼の鬼と言う位、玄蕎麦から粉を挽き出す臼に拘りを持って、臼の目立てに細心の注意が払われている。
因みに聞こえて来た噂によると、30個位の臼を試したらしい。
　
蕎麦に関しては何も文句の付けようが無いが、あえて言うならば、待合所のスペースが小さく、繁盛時には客が入り切れない程になってきており、落ち着いて食する為にも受付に順番待ちの記入帳を置く等の配慮が必要なのでは。
客同士で順番を確認しているなんて変だと思う。
今はもう対応されているかな？