長野県茅野市宮川389-1
TEL: 0266-73-7567
開館時間 9:00〜16:30 入場料 100円
休館日 毎週月曜日(12/29〜1/3)
2017.05.11現在

「耳裂鹿」のアップ

狩猟の道具など

手作りのガラス窓に新緑が映える

ちょっとグロテスクな鹿と猪の剥製

白い兎の串刺しと鹿の脳和え等

史料庫に行くための階段
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建物
展示物
茶室

入って直ぐの広間では諏訪神社上社において、「御射山祭」と並んで重要な神事である「御頭祭」の復元展示を行っています。「御頭祭」は旧暦3月の酉の日に行われ、別名「酉の祭り」とも云われています。現在の御頭祭は4月15日に上社前宮の十間廊で行われている神事です。かつては鹿の首75頭(不足時は猪で代用)を供えていました。中世においては信濃各地の豪族に当番が割り当てられて執行されていました。現在では、剥製の鹿の首3頭で神事を行っていますが、江戸時代に菅江真澄の残した資料では、白い兎が松の棒で串刺しにされたものや鹿や猪の焼き皮と海草が串に刺さって飾られていたり、鹿の脳和え・生鹿・生兎・切兎・兎煎る・鹿の五臓などが供され、中世になると鹿の体全体が供され、それを「禽獣の高盛」と呼んだという内容が残っています。また諏訪大社七不思議の1つとして「耳裂鹿」というものがある。これは生贄の鹿の中で、必ず耳が大きく裂けた鹿がいると云うものです。(神の矛に因るもの)史料館はでは鹿と猪を合わせて25頭の剥製が飾ってありました。(少々グロテスク)
左側にある史料庫に行くための階段や、窓なども面白いです。

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